12月12日、おおがきマラソンコースの試走会、「H.M.R.Y. WOW TRY RUN | 第5回おおがきマラソン試走会」を行いました。
第3回目はこちらに掲載されていませんが実施しており、一方で第4回目はコロナの影響で中止となりましたので、実際に開催された回数でいうと今回が4回目となります。
今回も本館のお客様もお誘いし、ご一緒に仮想おおがきマラソンとして、集団ペース走をしました。
ホームページで幅広く募集するオープンな企画ではなく、ヒマラヤスポーツ本館の店頭に来ないと実施がわからないクローズ企画でしたが、ヒマラヤスタッフ含め最多の25名が参加。中には前日に養老トレイルで41キロ走られた方もいらっしゃいました!すごいですよね〜。
今回はキロ6分ペースなので、常日頃走っている人は心地よく、ぼちぼちな人はややきつい、そんなペースかなと思います。
大垣城をスタートし墨俣一夜城を通り、また大垣城戻ってくるというコースを、本館のシューズ担当の木戸口さんが先導します。
実は、この企画をするたびに予想をしていなかったことが起こります。
例えば、私たちの試走会の日に、同じく試走として実際のマラソンコースを走っているランナーの方がいました。私たちの会に参加はしていないのだけど、ヒマラヤ給水エンドを活用していただき、なんだか一緒にこの試走会に参加しているような様相になりました。
レースを待ち遠しく思って同じことを考えたランナー仲間がいることにちょっと感動しました。
今回は、参加者の知人の方が応援に来てくださいました。
「あれ、なんでいるの?」
「応援しに、様子を見に来ましたよ!」なんて、うれしいやりとりも。
試走会中ですが、ラン仲間のサプライズ登場に、にぎやかな時間が流れます。知り合いが見に来てくれると、テンション上がりますよね。応援がくれる力は私自身、各地で走ったマラソン大会で経験していますので、十分わかります!
皆様スタートからゴールまで終始笑顔で余裕のナイスランでした!本館シューズ担当になったことがきっかけでランニングを始め、今回参加した学生アルバイトさんも無事ゴール!お疲れ様でした!
この試走会がなければ、この日走らなかった人もいるかもしれませんし、逆に走ったことがないのに、走り始めるきっかけにしてくれた人もいたかもしれません。
スポーツ用品店は、その町にスポーツ活動が存在しているから存在しているのであって、スポーツが根付いていない町にスポーツ用品店は生き残れません。
コロナでスポーツをする機会が失われている今、スポーツの素晴らしさを伝えていく会社としてスポーツ愛好家のために何ができるのか。それを考えた企画でもあります。
今回の試走会では記録を測定しないので、日頃の成果を発揮する場ではありませんでしたが、給水エンドや写真撮影、菓子パンなどを提供したり、ただの練習会をまるでランニングイベントのように運営したのは、少しでもスポーツをするきっかけになってほしかったからです。
限られた資源の中でやりくりし、それなりに苦労がありましたが、参加された方からの「楽しかったです。またお願いします」との一言に、企画してよかった!、と報われた気持ちになりました。
時代とともに町は変わっていきます。私たちヒマラヤも時代に合わせて、商品や店舗、サービスは変わっていくかもしれませんが、100年後も変わらないでいてほしいのは、ヒマラヤはその町のスポーツ愛好家に愛される「町のスポーツ屋さん」であることです。
この試走会にも、応援の方が来てくれたように、スポーツは人と人とをつなぐ共通の趣味や話題の中心になり、コミュニティをつくります。また、スポーツ愛好家の皆さんにとっては、やりがいや人生を豊かにしてくれるものでもあります。
そうして、そんなスポーツの温かなともし火を絶やさず、町で輝かせ続けるのが「町のスポーツ屋さん」の役割なんだな、と改めて実感し、やりがいの炎を心に焚きつけました。
以上、ヒマラヤのランニング愛好家と地域のランニング愛好家の合同練習会、「H.M.R.Y. WOW TRY RUN | 第5回おおがきマラソン試走会」を通して考えたことです。
試走会へご参加いただきました皆さん、ありがとうございました。
また、一緒に走るのを楽しみにしています!