座右の銘は「らしくあれ」自分らしく走り続ける

2020.11.23

石原 佑貴YUKI ISHIHARA

所属:ヒマラヤ 泉大津店
専門:陸上競技(短距離)、駅伝、マラソン、筋トレ
スポーツ歴:野球2年、バレーボール3年、陸上競技11年(現役)

陸上には正解がない

高校から陸上を始め今に至るまで続けていて、もはや生活の一部になっています。ヒマラヤに入社したのも陸上はもちろん、シューズの事も大好きで、昔から通っていたヒマラヤで働いてみたいというのが動機でした。専門種目は短距離、主に200mで、最近は週4~5で練習していています。長い手足を生かした走りが得意です。

陸上には正解がないと思っています。色々な走り方や新しい理論もあるのですが、闇雲に取り入れるのではなく、「過去に上手く走れたイメージを再現する」ことと「自分らしく大きく力強い走りをする」という2点を常に意識するようにしています。それをしっかり続けていけば走りは洗練されて速くなれると信じています。その為に毎日、風呂でイメージトレーニングをして、練習前には今までのベストレースの動画を見てから練習に入ります。座右の銘は「らしくあれ」ですね。

人生の中で、気持ち・体・結果の全てが思い通りに行ったレースが1回だけあるのですが、その自分なりの“伝説の走り”ができたのはマイルリレーで親友の引退がかかっていたからだと思います。きっとリレーじゃなかったら、バトンを持っていなかったら、あの走りはできなかったと思います。

僕が走り続ける理由

スポーツの最高の瞬間は「目標を達成した時の爽快感」だと思います。メニューをこなせた時、目標タイムを切った時、優勝した時、など目標に大小はありますが、どれも達成した時にはこの上ない幸福感に包まれます。高校の時、激闘の末に学校史上初400mで県大会出場は忘れられない思い出ですし、「両親に県大会を見に来てもらう」という夢を実現することができたのも僕の中でとても大きな出来事でした。

こうしたものたちは、ある意味一瞬のものですが、その瞬間が忘れられず走り続けてしまいます。走り続けるには目標が必要、そしてそれを達成して次の目標へ行く。当たり前の事かもしれないですけどそうした最高の瞬間をつなげながら僕は走り続けます。

スポーツの楽しさをリレーのように繋げていきたい

スポーツをやっていてよかったことはたくさんありますが陸上風に言うなら「リレー=繋がり」ですね。色んな場所で走っていると顔を覚えてくださっているお客様とお会いしてトークに花が咲いたり、そうして知り合いが増えていき、ランニングクラブを探している方を僕が繋げたり、競技場に行った時に「ヒマラヤのお兄さんだ!走り方教えてください!」って言ってきてくれた子ども達がスパイクを買いにきてくれたり、そのまた後輩さん達が次の年に来てくれたりと、色んな人が色んなところで繋がって、それぞれの可能性を広げて行っていると感じます。
スポーツの楽しさを広めつつ、こういった繋がりをリレーのように繋いで広げて行きたいですね。


泉大津店ってどんなお店?

僕が所属している泉大津店は大阪の南にあり、お店のスタッフもお客様もテンションの高い方が多くとても賑やかなお店です。特に野球やソフトボールが盛んで、ヒマラヤ全店でも屈指の野球コーナーがあります。そして野球のスペシャリスト・スタッフや元プロ野球スタッフも在籍しており、毎日技術的な事や心構え、選手として大切な事を教えて頂いており、刺激にあふれた日々を過ごしております。自店らしいエピソードは、「ホカオネオネ」というシューズをお客様がご購入した際に僕が「こういうシューズは他にはないですよ!ホカだけに!」と全力でボケたらノリ良く笑って頂いたことです。

最近はまっていること

登山です!練習がOFFの日は山に行ってゆったりした時間と森のにおいを楽しんでいます。普段陸上をしていると一瞬で景色が過ぎてしまうので、登山でバランスをとっているイメージです。心を落ち着かせて自分に向き合い、自分の競技の事や仕事の事、将来へのイメージとか、時には少々ノスタルジックな事なんかも考えながら登っています。実家がかなりの山間部にあるので山に入ると懐かしい気持ちになるんです。