大切な日常を満喫する
キャンプの魅力を案内したい。

2020.08.03

古田 一臣KAZUOMI FURUTA

所属:ヒマラヤ 商品部
専門:アウトドア(キャンプ)
スポーツ歴:キャンプ35年、スノーボード20年

外にいれば何かあるかも!?

ただのキャンプ好きです。正確には「外で過ごすこと」が好きですね。家の中にいれば何も起こらないけど外にいれば何かあるかも!?なんて思ってます。でも実際は、家族と話したりご飯を食べたり川の字になって寝たりするだけで、他に何もなくてもいいんです。キャンプはよく非日常と言われますが我が家にとっては大切な日常を満喫している、という感じですね。
キャンプに行こうとなると道具を準備するわけですが、季節、天候、遊びを考えて道具や服を選ぶのも至福の時です。ほとんどは車に積みっぱなしなんですけどね。準備は大事です。準備万端で気持ちよくすごせるキャンプは最高です!…ですが、記憶に残っているのはタープを持って行かなくて大雨に降られたり、防寒不足で凍えそうになったりしたときだったりで、当時の記憶を家族で今も笑って思い出しています。そんな家族の思い出をこれからも増やしていきたいですね。

いつのまにか子どもは頼もしくなっていく、キャンプの魅力

キャンプははっきり言ってめんどくさいことばかりです。家にいれば作るものはご飯だけで済むかも知れないけれど、外ではご飯を食べる場所や寝る場所も作らないといけません。ただでさえやることがいっぱいあるのに、そこへ輪をかけるように子どもの「何してるの?」という質問攻め。そして決まって「やらせて!」のおねだりがあって、結局ご飯が遅くなって奥さんに怒られる…なんてこともありました。
でも、いつのまにか子どもはイスやテーブルを一人で組み立て、テント設営の手伝いをこなし、終われば薪を割って火をつけたりする。もちろんまだまだ手助けの必要がありますがとても頼もしくなりました。
そうして子どもの成長を感じたとき、キャンプをやっていてよかったなぁと思いました。キャンプは家族や仲間が揃って楽しみながら成長できるすばらしいものだと思います。

入口から楽しく歩ける大きな道まで案内します

キャンプは特に道具を要するため、始めるにはハードルが高いものだと思います。でも公園の延長のように思って、多くの方にもっと自然にキャンプと出会ってほしいと思います。
そしてぜひ経験者と一緒にキャンプに行ってください。最初に色々悩むのもいいですが近道してキャンプの楽しさ教えてもらえると思います!事実私もそうでした。
ヒマラヤにいらしてもらえればキャンプの伝道者が入口だけでなくそこから楽しく歩ける大きな道が見えるまでを案内します。


商品部はどんな部署?

「VISIONQUEST」や「VISIONPEAKS」といったプライベートブランドの商品を作っています。部内はアパレルとギアでチームが分かれており、私はギアチームです。ちなみにアパレルチームの生地への深い愛は尊敬に値します。
私の担当するアウトドア用品ですと、企画はアウトドアのバイヤーと綿密な打合せを経て行われます。しかし、どんなに良い企画ができてもそれを実現できるパートナーや工場がいないと商品は出来ません。そこを繋ぐのが私たちの大きな役目です。パートナーや工場とは、常にコミュニケーションをしっかりと取るようにしています。

最近ハマっていること

1年半ほど前から家庭菜園をはじめました。庭の一角を掘り返して土作りからはじめましたが最初の年はひどいものでした。2m四方の菜園はご近所さまからも期待もひそかに感じていましたがおすそ分けできるほども実らずという結果。もう一度本を読み直し、土がダメ、肥料は足りない、水切れなど原因が明らかに。会社の同僚にもアドバイスをもらい迎えた2年目…大豊作!去年の夏は毎日出勤前の収穫が日課でした。もちろん収穫までには手がかかりましたし割りに合うのか?という問いはNOと答えたいところですが、おいしいと言って食べてくれる子供やご近所様の声援に応えてまた鍬を握る私がいます。