野球コーナーの親父になりたい。

2020.05.11

太田 寿夫TOSHIO OTA

所属:ヒマラヤ 本館
専門:登山10年、スキー32年、セイルボード15年、パラセイル3年、ゴルフ42年

小学生から通ってくれるお客さまの野球人生によりそう

いつか町の運動具屋のおやじのような存在になりたい、と思いながら続けてきました。気がつけばおかげさまでヒマラヤの野球用品の売り上げも品揃えも大きく成長させることができ、自分を頼りに通ってくれるお客さまも増えてきていて、60歳をすぎてちょっと夢に近づけているのかな、と思ったりもしています。
小学校の子供だったお客さまが初めてグローブを買いに来て、中学・高校・大学と野球で成長する間、当店を利用していただき、やがて大学で野球をやめて、社会人になるときに来店してくれて、「長い間ありがとうございました」と頭を下げられた時には感無量で、涙が止まらなかったことがあります。しかもそんなお客さまが何人もいて。長くつづけて良かったと思える瞬間です。本当に泣けるんですよ。

永遠に続く「今までの自分を超える」瞬間

スポーツって「今までの自分を超える」経験ができるものなんだと思います。しかもそれが永遠に続く。今までできなかったスキルが向上する、さらに完成度が上がる、自己レコードを更新する。そうした瞬間に喜びや身震いが全身に溢れ、感動に浸れる。スポーツを続ける限りこの最高の瞬間を追い求めていきたいですね。
30年くらい前にスキーに没頭していた時期があり、SAJ1級の資格試験を受けました。その2年前に2級を取得していましたんですが、1級への道のりは遠かったです。シーズン中は必死で山に通い、上級者や指導者に指導いただき、真剣に取り組みました。試験当日は不得意な種目でいい滑りができませんでしたが、最後に、最も得意な種目で自分でも満足のいく滑りができ、1級を取得しました。当時はそれまでの自分のスポーツ体験の中でも本当に真剣に挑んだ結果でしたので喜びは最大級でした。最近は仲間とゴルフに行き、100を切るか切らないかの狭間を行ったりきたりしていることに一喜一憂していることがささやかな喜びになっています。

ラジコンレースにスポーツの仕事との共通点も発見してます

最近はラジコンエンジンレーシングカーをサーキットで走らせてます。最速で時速100Kmを出せるマシンを専用サーキットで走行させ、自己タイムの更新や他の競技者とレースをするのが楽しいんです。マシンのセッティングや、ドライビングはその時の状況に応じ変化させる必要があり、その対応は今の仕事、野球グラブのフィッティングや修理につながることも多いですね。マニュアルにとらわれず、その時その時の状況に合わせる応用力がすごく重要なところに魅力を感じています。


本館はどんなお店?

国内最大級ともいえる売場面積約2400坪の大型の総合スポーツショップです。野球の売場面積も国内最大級と言える約200坪の規模です。また、スタッフはそれぞれのスポーツに精通した人材が多く、元プロ選手や競技上位者のほか、現在選手で活躍している学生なども在籍しています。近隣は大型スポーツショップがすべて揃い、また地域の一般専門店もあり、まさにスポーツショップが充実したエリアです。お客さまは何度もご来店されるリピーターの方も多く、小学生や初心者の方から、高校・大学生や社会人の現役選手まで幅広い方がいらっしゃっています。

これからやってみたいスポーツ

バリに行ってスカイダイビング!ですね。空間での浮遊感が最高のエクスタシーじゃないかな。例えばロッククライミングで味わうざわざわ感、だけどどこかは地についている。スキューバダイビングでの海中の浮遊感、だけど耳抜きができない。そしてパラセイル時に味わった空間での浮遊感は忘れられない体感。だからなにもない空間での滑空、浮遊、そこで味わえるであろうざわざわ感、一回体験してみたいですね。