苦しかったスポーツから離れられず、今は大好きだと言える。

2020.03.16

安部 貴博TAKAHIRO ABE

所属:ヒマラヤ 本館
専門:テニス
スポーツ歴:テニス20年、ソフトテニス8年、スノーボード15年

テニスとスポーツから離れられなかった

小学生から中学生の時は「プロになるんだ!」と意気込んで練習に明け暮れ、ソフトテニスで全国ベスト8までいきました。高校からはラケットを硬式用に持ち替え、部活で頑張り全国大会まで行ったのですが、ソフトテニス時代のようには勝てなくなり、少しずつプロになる夢から指導者になる夢に変わりました。大学時代は勉強そっちのけでスクールのコーチばっかりしていました。その後、社員にならないかと上司からお話しをいただき、テニスコーチを本職にすることにしました。8年間でしたが没頭してメチャクチャ働きました。当時は9時出社の深夜3時帰宅…という日もよくありました。疲れていましたが、常にテニスとコーチングのことを考え続け充実した毎日でした。
ただ、体は正直で、ガタがきてしまい2度の手術を行い、いったんコーチ業からは離れることにしました。1年間リハビリをし、選んだのがヒマラヤでした。結局、テニス・スポーツからは離れられませんでしたね。

スポーツは楽しい、の正直な話

スポーツは楽しいと素直に感じられていたのはテニスを始めた1年間ぐらいでした。正直、それ以降は楽しいと思えない時間が長かったです。始めた時は楽しかったからこそ、勝ちたくなった。勝ちたくなったからこそ、練習した。そのうちに勝てない時期が続くと楽しい時間が少なくなってきました。正直、苦しかったことしか思い出せないかもしれません。今でこそ当時はすごく充実していたのだと思えるようになりましたが、当時は厳しくて苦しくて、早く帰りたかったですね。
ただ、そんな思いをしたからこそ、勝った時の嬉しさが倍増していたんだと思いますし、あとで当時の仲間と笑いながら思い出を共有することもできますね。そんな時期を経て、今はとにかく「テニスが大好きです!」と心の底から言えます。

バックカントリースノーボードの魅力

テニス以外に、15年ほどスノーボードをしています。最近はゲレンデだけでなく、自然の山を滑るバックカントリーにハマってます。バックカントリーの特徴は、リフトに頼らず自分の足で雪の斜面を登る「ハイクアップ」。体力が必要ですが、リフトとは違った世界が待っています。そして自然のままの雪山は、普段見られない景色が見られるうえに、その景色を見ながら滑り降りる爽快感は最高です。


ヒマラヤ本館はどんなお店?

あらゆるカテゴリーでスペシャリスト・トッププレーヤーが常駐している店舗なので、常に刺激を受けています。極めた人たちと日々接することで、違った視点から物事をとらえることができます。
また、定番品からコアな商品まで幅広く取りそろえ、近隣にある本社の商品部と密に連携し、話題の商品は早い段階で入荷されます。お客様もそのような店舗だと期待感を持っていらっしゃいますので、商品知識・加工業務の習得と向上は必須ですね。

トレッキングやマラソンにチャレンジしてみたい

同じことをコツコツやるのは苦手意識があるので、トレッキングやマラソンのように2〜3時間歩いたり走ったりを続けることにチャレンジしたいです。テニスは毎回違う球が飛んでくるので、その対応をしたりで数時間楽しめるんですが、トレッキングやマラソンの世界は地道にコツコツとやることが苦手な今の自分にとって本当に尊敬する分野です。