スポーツ/アウトドアフェスティバルin板取

2022.01.06

岐阜県関市にある板取地域でスポーツとアウトドアのイベントを開催しました!

■日程:2021年12月18日~19日
■会場:板取温泉バーデェハウス、板取ドーム周辺
■参加者:一般のお客さま
■主催:関市
■企画・運営:HIMARAYA SSライフデザイン事業部

板取は山、川とそれらがつくる渓谷からなる自然豊かな地域になります。こうした自然の資産を活かして古くからキャンプ場を多数整備し、またマウンテンバイクの国際大会(残念ながら数年前より開催されていません)を実施するなどスポーツとアウトドアで地域振興が進められてきました。
自然環境とアクティブなマインドを持つ板取を純粋に楽しむことがイベントの目的の一つである一方、冬季期間中は積雪などもあり客足が伸び悩むことが地域の課題であることから、今回のイベントでは「冬でも賑わいを創出できる」を検証することをもう一つの目的と設定しました。

このイベントの主催者は関市となります。HIMARAYAはこれまで出展者や協賛者としてイベントに参加することは多くありましたが、今回はそれとは異なります。
関市が主催するイベントの企画から運営までをHIMARAYAが業務受託したんです!
(恐らくこうした業務受託は創業以降初めてのことです。だから控え目にでもアピールさせてください!)

寒い時期でも集客できることを検証するため、開催は12月と設定。よりにもよって12月に実施しなくても・・・なんて声もちらほら聞こえてくるようなこないような中、前向きに開催に向けて準備を進めていきました!

真冬の板取はとにかく寒く、テント泊を伴うイベントとなると参加できる層がベテランキャンパーに限られることが想定されることから、単日でも楽しめる日帰りイベントにすることをベースに考えたボクたちの企画内容はつぎの通りです。

・板取温泉に隣接した広場を無料DAYキャンプ場として一般開放
・ALL DAYキャンプファイア
・アウトドアクラフト
・関市に拠点を持つアウトドア事業者さまの出店ブース×6店舗
・スポーツアクティビティ

スポーツアクティビティはもっともHIMARAYAらしさを出したい部分であるため、あれこれ色々と思考を巡らせました。
…正直に言うと、HIMARAYAらしさを出せる部分である一方、ズバリ今回のイベントにマッチする持ち合わせのアクティビティがなく、本当に色々と悩みました。

「だれもやったことない。でも、だれでも楽しめる!そしてWOW!がある!」をテーマに据えて、ボクたちが決めたメインのスポーツコンテンツは「ヒューマン・フーズボール」です!

「ん??なに?もう一度」と聞こえてきそうなので説明します!
ヒューマン・フーズボールは海外でよく目にするサッカーボードゲーム(フーズボール)を実際の人(ヒューマン)でやってしまおう!というものです。このボードゲーム、実はHIMARAYA本社4階のSports Advocators’ Libraryにも置いてあります。そうか!このために置いてあったのか!企画のヒントをありがとう!です。
*豆知識ですが、国によってはテーブルサッカーゲームや、テーブルフットボール、と呼ぶようです。ボクが過ごしたアメリカではドイツ語でフットボールを意味するフッスボール (Fussball)からFoosballとなったようです。

やると決めたのは良いけれど、フィールドとなる設備は世の中に既製品として存在しないんです。でも、それで諦めないのが我々SSライフデザイン事業部なのです!
無いものは作る!ということで一から企画し準備しました。
その他にも同じテーマに沿って企画から制作まで行ったアクティビティをいくつか用意してスポーツアクティビティの準備はバッチリ整いました。

バタバタと短期間で準備を整えて迎えたイベント前日。会場設営の為にトラック2台分の備品と設備、そしてトラック1台分の薪を搬入します。板取は山が日光を遮ってしまうため日没が早いこともあり急いで準備しますが、日没が近づくにつれて風が強くなり、天気予報にも雪マークが付き始めました。そう、2021年12月のニュースにもなった全国的な寒波到来とタイミングが合ってしまったんです。

イベント開催の目的である「冬でも賑わいを創出できる」を検証するにはこれ以上ない環境に恵まれ、何より天気までもHIMARAYAらしい!とポジティブマインド全開で本番に臨みました!

イベント本番は、天候に伴うキャンセルが複数ありましたが、中止、中断や事故、ケガもなく無事に開催することができ、2日間かけて延べ200名ほどの方が会場に足を運んでくれました。準備したスポーツアクティビティでは、テーマ通りだれもプレイすることに躊躇することなく大人から子供までみんなの笑顔を見ることができ、大成功となりました!

今回のイベントを通して、見える形の実績は「企画・運営を業務受託したこと」「お客さまや地域事業者さまとの繋がりが生まれたこと」「スポーツアクティビティを開発したこと」になりますが、SSライフデザイン事業部としてはアクションを起こしたことでたくさんの気づきを得ることが出来ました。こうした気づきを現実のものにしていくことで事業構築をバシバシ進めていきますので今後のボクたちの活動にご期待ください!

最後に、ご参加いただいたお客さま、雪の中でも出店くださった事業者の皆さま、薪を大量に準備頂いた地元木材店の皆さま、アクティビティ機材の金属加工を助けてくださった地元鉄工所の皆さま、そして主催者としてイベントへ多大な協力をいただいた関市観光課の皆さまに感謝申し上げます。ありがとうございました!!

小森 一輝株式会社ヒマラヤ SSライフデザイン事業部

スポーツとの出会いは、小学生の頃に岐阜で流行ったインラインスケート。 丸いボールを扱うのはめっきり苦手、、、中学時代からのアメリカ留学を機にアイスホッケーを始め大学卒業までホッケーの日々。その後、10年以上はカラダを甘やかすも、最近はランニングに目覚める。目標は学生時代よりもパフォーマンスを出すことです!