H.M.R.Y. FUN TRAIL | トレイルラン体験会

2021.02.17

ふどうの森 トレイルラン! 僕はやっぱりトレラン派!

【日程】2020年11月7日
【会場】ふどうの森(岐阜県 関市)
【参加者】ヒマラヤスタッフ、ふどうの森トレイルラン実行委員会のみなさま
【主催】H.M.R.Y. Activity企画委員会
【協力】ふどうの森トレイルラン実行委員会

「ふどうの森トレイルラン実行委員会」ご協力のもと、入門者向け9kmコースの試走会を開催しました!

「ふどうの森」は岐阜県関市と各務原市にまたがる里山です。里山といっても岐阜の山の特徴の一つでもあるチャートという硬い岩石の山肌のため「岐阜の山を走れるようになれば、全国各地どこでも走れる」と話すランナーも多く、難易度が高いそうです。

さて、今回走る9kmコースは「ふどうの森トレイルラン」本番大会の22kmコースのうち、迫間山や明王山を通るトレッキングコースを走ります。トレイルランの運動強度はコースにもよりますが、ロードランニングで同じ距離を走るのに比べ約2倍になると思ってもらえると分かりやすいです。さらに付け加えると今回の9kmコースは金華山3往復分の距離、そして運動強度と同等となります。

あれ?「入門者向け」だったはずでは?という疑問が頭によぎりますが、普段から金華山を3往復することが平気な自分にとっては大丈夫だろう、ということでスタート前には気にも留めませんでしたが、まさかここまで過酷なトレイルランになるとは予想していませんでした。

雨予報も出ている寒空のもと、みんな元気にスタートポイントに移動します!

“さぁいよいよスタートだ!”と思ったら、目の前に見えるのは頂上が見えない急な階段です。
この階段をいきなりダッシュで登っていくそうです…。
ふどうの森トレイルラン実行委員会の方はあっけにとられる僕たちを横目にニコニコ顔です。そんな笑顔をみてこの先の道のりを不安に思ったのはきっと僕だけではないはずです。

永遠と続く階段を一列に連なって駆け上がります。
登り切ったところで、先頭で案内してくださっている方の足元を見てみると、
な、なんと、ナイキのタウン用のスニーカーを履いているではないですか!
いやいや…ちょっと…大丈夫なのかな…という僕たちの心配はよそに、
慣れている方だとどんな靴でも走ってしまうとのことです。

このあとも急な坂道や林道、ロードなど様々な道を走ります。
山登りが大好きな僕ですが、走りながら登るはトレッキングとは全く別物でとにかくキツイです。でも、下りの疾走感が何とも楽しく、気持ちよく、このためであれば登りも頑張れます!
それに、トレイルランといっても最初から最後まで走り続けることはなく、
急な登りはゆっくり歩いて登ってもよし、開けた場所では休憩をはさんだりもできます。
これも、ロードランニングとは異なった魅力の一つですね。

そして、7kmほど走ったところでスタート地点に戻ってきました。
あれ?まだ9km走ってないけどもうゴール?と思ったのもつかの間、
“今度はあっちに見える山を登り、ぐるっと回ってゴールです!”との声が聞こえます。

ゴールしたと一度思い込んだ気持ちを立て直し再度走り始めますが、
ここからが過酷でした。
“せっかくここまで来たから!”とコースがどんどん追加されていきます。
追加されるコースはますます急勾配な斜面ばかり…。

そしてようやくゴール。
9kmのはずが終わってみれば11km。約3時間かけて走り切りました。
僕自身、今回は10年前に出たハセツネカップ(17km)以来のトレイルランでしたが、あらためてこうして挑戦したことで、移り変わる景色を楽しみながら走り、歩けるトレイルランの魅力を再認識することができました!

実際の本番大会では3km(キッズ)・9km・22km・44kmの4コースがあります。
44km…考えただけでもゾっとしますね!
全国から集まるベテランランナーでも完走率が極端に低いそうです。

って、やっぱりどう考えても「初心者向け」ではないじゃないですか!と思いつつも、
最後は極楽茶屋という山の中の休憩所で炊き込みご飯と中華そばを参加者全員で食べてしめくくりです。ふどうの森に来たら“絶対に食べるべき地元グルメ”だそうです。

ふどうの森。走るもよし、食べるもよし、おすすめです!

柴田 匠株式会社ヒマラヤ 商品一部 レジャースポーツチーム

どうしたら体力消耗せず動けるか日々研究中!すべては休日にスポーツを楽しむため!