ボクたちヒマラヤは、その時々の時代の大きな流れを読みながら、たくさんのことに挑戦をしてきました。
ウィンタースポーツ全盛の時代を経て、一般・競技スポーツへとダイナミックにシフトしたことはその代表的な例です。
その他にも(残念ながら今はどれも存在しませんが)高齢化社会を見越した「ヒマラヤ健康館」や、フィッシング専門店の「ヒマラヤ・フィッシング」、アウトドア専門店の「アウトドア岐阜」を生み出しました。
「自転車」「サーフィン」も取り扱い、それぞれPBの開発から販売までこぎつけた実績もあります。このPBサーフボード、なんと日本一と言われるほど売れたそうです。それも海なし県の岐阜で。
そして、スポーツとファッションと生活が融合する今の時代の中での、
「Style & Play Great Yard」「Town Line」「KURA HOLIC」というスポーツ×ライフスタイル提案型の新ショップ展開もそうです。
商品を主体とした取り組みだけではなく、スポーツ映画上映会の定期開催や、
スキー・スノーボードの夜通し試乗会「ヒマラヤ・オールナイト」といった捻りを
効かせたイベントも数多くやっていました。
ヒマラヤを通じて多くのお客さまにスポーツを楽しんで欲しい!との思いから、
スキー、スノーボードのツアー手配を中心とした旅行代理店「ヒマラヤ・トラベル」まで
手掛けたことも実はあるのです。
そんな風にして、その時々の時代に求められる手段で、アイディアとバイタリティを武器に
スポーツが持つ、元気でポジティブな価値をより多くの方と楽しみ、共有することに挑戦し
てきたのがヒマラヤなのです。
一方で、数年前から世の中で盛んに言われるようになったからか、これからの事業を考えようとする時に“モノ売りなのか?コト売りなのか?”といった二者択一の論点で意見が交わされることが増えてきたようにも感じます。
ヒマラヤの歴史を振り返って改めて言えることは、ボクたちにとってはどちらも大事。
“モノとコト”、それぞれの存在があるからヒマラヤに集まる人々をスポーツの奥深い世界まで案内できるのだ、といった立場をあらためて大切にするべきだと僕は考えています。
そうした挑戦をし続けることで、いつまでも贔屓にしてくださるヒマラヤファンや、
スポーツを一緒になって楽しむ仲間を増やしていきたいのです。
と、前置きが長くなってしまいましたが、
昨年の春以来、世界が大きく動く中でこれからの未来のこと、人間のこと、スポーツのことについて、僕自身の考えをEditor’s Noteを通じて書いてきました。
書くだけ、言うだけではカッコ悪いですから、ヒマラヤらしい形での具体化を昨年からずっと模索してきました。
そして今日、その一つが動き出します。
It has been about a year since the pandemic of COVID-19 hit the world, and our everyday life has changed in many ways. However, on the other hand, people are figuring out various ways to stay healthy in both physical and mental condition. More and more people intentionally spare a time to take a walk, run, play with balls, or even go out to the nature like mountains. We all recognized moving a body under the sunlight, breathing the air outside in nature, and playing sports or sharing time with others are fundamentals of our lives.
I have been thinking how we as H.M.R.Y. can accelerate and support sports merging into people’s everyday life, and people giving more attention to the environmental issues by playing sports in nature.
Today, I am here to announce you with the partnership between Itadori area in Gifu prefecture and H.M.R.Y. to take a step forward to the vision of “sports”, “life”, and “nature” naturally merged lifestyle.
I will call this vision as “Sustainable Sporting Life”.
Let’s take actions for the future without any hesitation!!